ヘブンズP

ヘブンズP(Heavenz)とは、VOCALOIDを用いて楽曲を制作・投稿しているプロデューサーの一人である。
2009年1月11日に、初音ミクオリジナル曲『ユラメク』でニコニコデビュー。
勢いのあるロックサウンドながらも、切なさを感じさせるバラード曲であり、投稿直後からたちまち注目を集め、「期待の新人」タグが付けられるや否や、すぐさま毎時総合ランキング上位に登場、あっという間に1万再生を突破し、日刊VOCALOIDランキング 2009年1月11日 #336においては第2位を獲得した。また、その後見事にVOCALOID殿堂入り（10万再生）を達成した。
以降も、生音を一切用いていない「オール打ち込み」とは思えないような、非常に質感の良いサウンドから、良質なポップスをマイペースに発表している。『Just call my name』『Imitation』等ロック調の楽曲が多いが、『Atoms』等電子音の心地よいテクノ・ポップも制作している。
また、3作目『Just call my name』以降の作品では、ミクの歌声のキーが低くなっており、安定した低音を披露している。初音ミクAppend Darkに負けず劣らず美しい低音は、視聴者からも高く評価されている。なお、8作目『Tour The Tour』では、正真正銘の初音ミクAppendを起用しており、他にもAppendを用いた楽曲をいくらか発表している。
2011年12月7日より、KarenTレーベルからの配信を開始。『ユラメク』『妄想デイトリッパー』『Jst call my name』『Imitation』『プラネタリウム』の5曲のEPが、iTunes Store等でダウンロード販売される。
2012年4月28日、1stアルバム『Systemind Paradox』をリリース。同人即売会「THE VOC@LOID 超M@STER20」にて頒布され、同時にとらのあな・Amazonでの委託販売も開始された。
そして2012年8月11日、早くも2ndアルバム『Humanoid Being』をリリース予定。→詳細
P名は投稿者名でもある「Heavenz」から付けられており、現在はこちらの名義を名乗ることが多い。