[ar:少女病]
[ti:Celestial Blue]
[al:]
[offset:0]
[00:24.29]「目覚めたのは、白雨の降りしきる小高い丘。
[00:28.04]【我醒来的时候,身处那阵阵骤雨的小小山岗上】
[00:29.52]辺りに人影はなく、ただ唇に暖かな温もりだけが残されていて。
[00:36.19]【四周空无一人,仅有那唇边残存的温暖】
[00:37.66]仆はどうしてここにいるのだろう。】
[00:40.51]【为何我会在这里呢?】
[00:40.96]やっと会えたのに、一绪に帰ろうって伝えることもできず。
[00:47.21]【甚至不能想起与难得相逢的你踏上回去的路】
[00:48.61]ここで何があったのだろう。
[00:50.71]【这里一定有什么吧】
[00:55.06]シスは、别れ际に耳元で何事か嗫いていた。
[00:58.67]【sisu在离别时 在我耳边诉说的话语】
[01:00.45]けれどそれがどうしても、思いだせなくて————」
[01:06.13]【但是我无论如何,也想不起来了——”】
[01:06.39]初めて出会った その瞬间(とき)から
[01:13.50]【从刚认识的那一刻起】
[01:14.28]想いは决まっていたのかな?
[01:18.58]【就已经决定了吧】
[01:19.19]幸せって言叶の象徴は
[01:24.71]【代表幸福的辞藻】
[01:26.03]疑う余地なく、キミの存在だった
[01:31.34]【毫无疑问是你的存在】
[01:32.91]色んなことが変わってしまって
[01:38.17]【就算一切都已物换星移】
[01:39.28]二人离れてしまったけれど
[01:44.58]【我们分离两地】
[01:45.33]まだ変わらないモノも 确かにあるはずだから
[01:55.44]【但确实留下了一些不会改变的东西】
[01:56.49]出会わなければ なんて 后悔した夜もあった
[02:08.70]【若无法相见 为何会有后悔的夜晚】
[02:09.70]苍の空は远すぎて いつまでも 届かない気がして
[02:20.96]【苍穹遥不可及 无论何时也难以企及】
[02:23.11]忘れられたら なんて 思い悩む时もあった
[02:33.72]【若是早已忘却 又为何会有焦躁的时刻】
[02:35.39]けれど奥底に包まれた 想いに嘘はつけない…
[02:44.92]【但那沉淀在内心深处的思念却不容许谎言】
[02:47.25]濡れているのは瞳だけじゃなくて
[02:52.91]【湿润的不仅是双眼】
[02:53.74]小粒の白雨は全て洗い落とすように いつからだろう
[03:03.88]【何时开始下起那能洗净一切的细细雨点】
[03:05.73]降りつづけてた
[03:10.29]【尚未停息】
[03:32.76]「二人の思い出を消し去ろう。
[03:36.26]【 “把彼此的回忆都消除吧】
[03:38.36]あたしという存在に囚われることなどなく、
[03:42.07]【脑海里不需要再禁锢我的存在】
[03:42.08]全て忘れて幸せに生きられるように。
[03:47.11]【把一切全部忘记,幸福地生活下去吧】
[03:48.52]二人はここで别れ、もう二度と出会うことはない」
[03:55.38]【 两人就此别离,不再相遇】
[03:56.33]「嗫かれたのは、そんな悲しい魔法。
[04:00.58]【“轻声颂唱的是那悲伤的魔法】
[04:01.25]魔女と下仆は倒れ伏す少年を置き、静かにその场を後にした」
[04:07.53]【魔女与仆人将倒下的少年放好,静静地离开了】
[04:08.57]ぼやけた思考は 痛み残し
[04:14.63]【模糊的思考残留着痛觉】
[04:15.96]鲜明に切り开かれた
[04:19.87]【被清晰地劈开】
[04:20.62]苍ざめた魔女の优しい魔法は
[04:26.67]【面色苍白的魔女所使出温柔的魔法】
[04:27.77]かかることはなく、言叶だけが残された
[04:33.39]【并没有起效 只留下了言语】
[04:34.29]たとえば、谁もが幸せになれる结末なんて望めなくても
[04:46.35]【就算每个人都希望能得到幸福的结局】
[04:46.95]キミの心だけが ねぇ、泣いて终わるなんて…
[04:56.19]【但只有你的心啊,结局为何带着眼泪……】
[04:58.67]昔みたいに なんて 简単には言えないけれど
[05:10.03]【为什么不能如从前般轻易说出】
[05:11.81]苍白のキミに伝えたい いつまでも 忘れたりしないって
[05:23.82]【想要告诉苍白的你 无论到何时也请不要忘记】
[05:24.83]白雨に霞む 空が ただ切なく思えるのは
[05:35.83]【骤雨转为朦胧的苍穹,那无法斩断的思念】
[05:37.04]寂しい风景その下の どこかにキミがいるから…
[05:46.85]【在寂寞的风景之下的何处会有你的存在呢……】
[05:46.26]「ありがとうなんて感情が、まだあたしにもあったんだ。
[05:53.24]【我到现在依然还有着如感激般的感情】
[05:54.13]でも、これで本当のさよならにしよう……?ね」
[06:00.79]【但如今这是真正的道别了……吧?】
[06:00.96]伤つき 伤つけ 远ざけて
[06:06.49]【远离伤害与被伤害】
[06:06.97]なぜ…? シスフェリア
[06:10.64]【为什么呢…… Sisferia】
[06:13.16]誓った未来は今でも褪せることはなく この胸にあるよ…】
[06:26.56]【曾经起誓的未来现在也丝毫未褪色地存在于心中】
[06:27.36]「少年にかけられた小さな魔法。【施在少年身上那小小魔法】
[06:32.56]シスフェリアとの思い出が消えてしまうこと。【消除了他对shisufeiria的所有记忆】
[06:36.15]幸せに生きられるように、ということ。【为了让他幸福地生活下去】
[06:40.96]その二つの魔法は相反し、【但因为这两种魔法作用相反】
[06:43.38]少年の中で両立することは不可能だった。【所以在少年记忆之中是不可能共存的】
[06:47.51]彼女との记忆を忘れてしまうことは、【忘记跟她有关的事情】
[06:49.60]少年にとって何一つ幸せなんてじゃなくた。【这对少年来说并不是一种幸福】
[06:54.19]魔法はその想いの强さに搔き消され、无効化されていた。【魔法被这种强烈的思念干扰逐渐失效】
[07:01.06]少年は、再び旅路をゆく。【少年再次踏上了旅途】
[07:04.39]次会えたときは、今度は自分から再会の口づけをするのだと、
[07:09.95]心に誓って……」【他在心里发誓,再次见面的时候,一定会主动亲吻对方】
[07:13.85]「苍白の果て。
[07:16.00]それがどんなに远くても、いつかきっと————」
[07:21.61]【苍白的尽头,无论多远,总有一天一定能……】