決闘高田の馬場歌词

[ti:決闘高田の馬場]
[ar:島津亜矢 (しまづ あや)]
[al:大器晩成 島津亜矢20周年記念名曲集]
[by:]
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[00:00.00]決闘高田の馬場 - 島津亜矢 (しまづ あや)
[00:09.98]词：北村桃児
[00:19.96]曲：山倉たかし
[00:29.95]江戸は夕焼け
[00:37.02]灯ともし頃に
[00:40.84]夢を求めてみなし子が
[00:48.04]
[00:48.80]国の越後の空を見る
[00:55.44]
[00:56.17]顔も赤鞘安兵衛が
[01:03.37]
[01:03.88]何時か覚えた酒の味
[01:14.18]
[01:23.40]喧嘩するなら
[01:29.90]
[01:30.47]相手になろうか
[01:34.13]俺は天下の素浪人
[01:41.30]
[01:41.98]真武士なら男なら
[01:48.72]
[01:49.48]やると決めたら安兵衛は
[01:56.70]
[01:57.24]行くぞ白刃の只中へ
[02:08.53]
[02:15.80]のり屋のばあさんが差出した
[02:22.28]
[02:28.47]手紙を開く中山安兵衛
[02:34.80]
[02:36.66]急ぎしたため参らせ候
[02:39.02]堀内源左衛門先生
[02:41.15]道場で深く知り合い
[02:46.00]叔父甥の
[02:47.93]義を結んだるこの菅野
[02:50.78]
[02:51.94]引くにひけない
[02:53.09]武士の意地
[02:54.10]村上兄弟一門と
[02:59.38]高田の馬場で果し合い
[03:03.79]
[03:08.18]六十すぎた拙者には
[03:13.13]勝目は一つも御座無く候
[03:18.32]後に残れる妻や子を
[03:22.59]
[03:24.45]お願い申す安兵衛殿
[03:31.73]
[03:32.33]文武秀れたそなたじゃが
[03:36.27]
[03:37.27]酒をつつしみ身を修め
[03:42.17]天晴れ出世なさるよう
[03:46.92]草葉の陰から祈り参らせ候と
[03:52.00]涙で書いた遺言状
[04:12.44]
[04:13.81]「ばあさん今何ん刻だ
[04:17.63]
[04:18.69]何に辰の下刻かうーむ
[04:24.94]高田の馬場まで後半刻
[04:26.26]南無や八幡大菩薩
[04:27.21]此の安兵衛が
[04:27.93]行きつくまでは
[04:28.92]叔父の身の上守らせ
[04:29.75]給えばあさん水だ
[04:31.94]水を呉れ」
[04:35.52]
[04:39.15]関の孫六わし掴み
[04:44.33]
[04:48.46]牛込天竜寺竹町の
[04:49.99]長屋を飛出す安兵衛は
[04:52.76]
[04:53.99]小石をけとばし砂巻き上げて
[04:57.69]宙飛ぶ如く駆けてゆく
[05:02.62]
[05:11.38]此れを眺めた大工に左官
[05:13.67]床やも八百やも
[05:14.78]米やのおやじも魚やも
[05:16.96]それゆけやれゆけ
[05:19.29]安さんが
[05:20.78]
[05:21.32]大きな喧嘩を見つけたぞ
[05:23.47]今夜はタラフク呑めそうだ
[05:25.57]後から後から付いて行く
[05:27.56]一番後からのり屋の婆さん
[05:31.58]息を切らして
[05:33.10]ヨイショコラショ
[05:35.38]ヨイショコラショ
[05:37.63]安さん安さん
[05:38.76]喧嘩は止しなとかけてゆく
[05:50.92]
[05:55.57]高田の馬場に来てみれば
[06:07.83]卑怯未練な村上一門
[06:11.55]わずか二人を取り囲み
[06:14.58]白刃揃えて斬りかかる
[06:17.61]
[06:20.09]哀れ菅野と
[06:24.15]若党は次第次第に
[06:29.70]追いつめられて
[06:31.88]すでに危うく見えた時
[06:34.93]
[06:35.72]馬場に飛込む安兵衛が
[06:40.64]関の孫六抜く手も見せず
[06:44.12]村上三郎斬り捨てて
[06:47.46]
[06:55.71]天にも轟く大音声
[07:05.80]中山安兵衛武庸が
[07:09.00]叔父の菅野に助太刀致す
[07:12.61]名乗りをあげて
[07:14.59]さあ来いと脇差抜いて
[07:18.54]左手に天地に構えた二刀流
[07:23.90]
[07:26.89]右に左に斬り捲くる
[07:32.31]折しも叔父の背後から
[07:35.74]
[07:36.29]薙刀持って
[07:39.27]祐見が
[07:41.20]斬り下ろさんとした時に
[07:44.35]
[07:44.97]撥止投げた脇差が
[07:49.03]背中を貫き見事倒した有様は
[07:54.67]さながら
[07:55.64]鬼神か天魔の業か
[07:58.52]かたずを呑んで
[08:00.54]見ていた群集
[08:02.36]どっとあげたる歓声が
[08:06.92]高田の馬場にこだまする
[08:36.61]
[08:43.03]剣がきらめく
[08:49.99]高田の馬場に
[08:53.75]桜吹雪が舞いかかる
[09:00.92]
[09:01.51]勝って驕らぬ爽やかさ
[09:08.44]
[09:09.02]花の青年安兵衛の
[09:16.76]顔に明るい春の風